2025年7月22日火曜日

Redmi 12 5G XIG03 au(2023/10) VS Redmi Note 10 JE XIG02 au(2021/08)比較しながら後継機の進化をみていきます。

 Redmi Note 10 JE XIG02 au(2021/08)を2022年7月から使用していますが、バッテリー膨張を確認したので、Redmi 12 5G XIG03 au(2023/10) を導入することにしました。先ほど確認したのですが某格安SIMの期間限定のりかえ価格でオープンマーケット版 Redmi 12 5G (RAM 4GB/ROM 128GB)が税込500円になっていたので、Redmi Note 10 JE XIG02 au との比較をしながらみていきたいと思います。auマネタイズにau端末が必要かなと思いましたので価格を優先させた選択肢から決めました。

 Redmi Note 10 JE XIG02 au → Redmi 12 5G XIG03 au でスペック比較をしていきます。 

・ ディスプレイ6.5インチ→6.8インチ

 液晶は少し大きくなっているので用途も違ってくるところです。エントリークラスでは少なくなったフルHD+。本体重量はどちらも200g。

・メモリ/ストレージ RAM 4GB/ROM 64GB → RAM 4GB/ROM 128GB

 ROM 128GBになって使いやすくなっています。RAM 64GBですと基本動作にしぼった使い方をしいられますので音声通話メインで、ブラウジングのちょい使い、動画再生ぐらいでしょうか。Android 15になって環境がかなり変更されたのでROM 128GBは最小必要限度としたいところです。Redmi 12 5G にはアップデートがきていますので、Android 15環境で利用できます。

・SoC:Snapdragon 480 → Snapdragon 4 Gen 2

 エントリークラスのAndroidスマホによく採用されていたSnapdragon 480で、もっさりしているものの、やっと実用に近づいた体感処理速度になったと思います。それまでのものは安いだけで使いものにならない処理能力だったと思っています。メディア情報に煽られてエントリークラスAndroidスマホをかなり導入しては落胆するを繰り返してきたのでオススメ情報とかはまったく信用に値しないと思っています。広告業界を知っているので、またやってる程度にしか思わなくなりました。Snapdragon 4 Gen 2 で気をつけたいところは、Snapdragon 4 Gen 1 と比べてCPU性能はアップしていますがGPU性能は逆に低下しています。 なので、もともとゲームには向かない性能だったのですが、さらにゲームには不向きな仕様になったと思われます。CPU性能がアップしたことでアプリの起動が速くなったとしたら、そこは評価できます。必要な時にアプリ起動か遅いだけで、かなりのダメージになりますからね。

・バッテリー容量4800mAh→ 5000mAh

 バッテリーというと先にあげたようにバッテリー膨張が起きると修理するしかないので製品寿命とも言えます。修理体制については詳しくはないので、 なんとも言えないところです。容量については、ディスプレイやSoCなどの消費電力との兼ね合いや使い方しだいですが、ほとんど変わらない気はしますね。3年以上したらバッテリー膨張を起こすのはAndroidスマホではよくありますので、それが製品寿命とも思えます。ダイレクト給電でバッテリー消耗を減らすなどがないと厳しいのかもしれません。

 ・ 総合的にみると

 いまでもSnapdragon 480端末を使っているユーザーは多いと思います。実際に、Snapdragon 480 Plus とDimensity 7025 の端末を使っていますが、Snapdragon 480 に物足りなさを感じることもあるので現時点でSnapdragon 480 だから積極的に選ぶということはないと思います。AnTuTu V10 スコアでは、Snapdragon 4 Gen 2 は、Snapdragon 4 Gen 1よりもGPUスコアが低いところが気になりますね。

 Redmi Note 10 JE XIG02 au(2021/08)を長く使っていましたが、独自OSの基本動作表示のアクションが秒単位で暗く暗転したり全然ダメだったので、ポテンシャルはあると思いましたが典型的な格安スマホ然とした使いにくさはありました。au 版ということでの導入でしましたが、そこは期待外れでした。Redmi 12 5G はどこまで使いやすくなって実用域にあるのか気になりますね。

  Redmi 12 5G は2023年10月の発売なのでセキュリティサポート期間がそろそろなのではということを考えると今から導入する機種ではないと思います。セキュリティサポート期間が製品寿命を示すともいえますので。また、Android 15になったとしてもDimensity 7025でも基本動作でかなりカクツクので期待はできないところです。

 物価高騰でAndroidスマホもパーツの価格があがっていそうです。SoC据え置きやディスプレイのダウングレードなどの実質的な値上げがエントリーに限らずミドルレンジでも続いてましたので、一般的には不人気商品化の傾向というか10万円以上のハイエンドが天井知らずになっているので厳しい展開にはなっていますね。

 Xiaomiは中国メーカーなので国内では知名度があまりないのと一部では不人気だと思います。セキュリティアップデートについては、au 製品なので導入できるというのはありますね。 個人的には、価格対性能比に優れているXiaomi製Androidスマホ端末をもう少し試してみてからミドルレンジを考えていこうかなと思います。