moto g53y 5Gは2023/6にY! mobile専売で発売されたオープンマーケット向け moto g53j 5GのRAM 8GB→4GB版です。対応バンドは共通だったと思います。5G(n3/28/77/78)なのでドコモ回線のn79には非対応です。エントリークラスでは当たり前になってきたHD+ディスプレイ(約6.5インチ)を搭載。SoCはSnapdragon 480 Plusということで導入理由の1つになっていたと思います。ROMは128GBでバッテリー容量5000mAhです。nano SIM+eSIM対応。たぶん、SB回線の格安SIM用に使える端末を想定してのチョイスだったと思います。本体重量は約186gで180gを基準にしているので、ここは選んでると思わせますね。
導入しての約2年間ですか1年ぐらいは、ほぼ使っていない状態だったと思います。SB回線とau 回線の格安SIM(物理)のデュアルSIM運用をmoto g50 5Gでしていたので最近まで出番はなく、たまに軽めのゲームをWi-Fiでプレイしていたぐらいです。au 回線の格安SIMでの運用を試して特に問題がなかったので、mineo マイそく スタンダード(最大1.5Mbps)+povo2.0 データ専用 eSIMでのデュアルSIMにして使い始めました。
SoC:Snapdragon 480 Plus のAnTuTu V10のスコアは、約39万前後。今ではエントリークラスでも40万ちょっと以上のスコアがありますので、Plusとついてもそれほど期待できるものではないです。Snapdragon 480のクロックアップ版といわれていますがそもそもがローエンドのSoCなのでアプリの起動時間では上位SoCと大きな差が生じます。とにかく再起動にしても時間がかかります。複数アプリを立ち上げて使いこなすなどには向いていません。ブラウザにしても閲覧の表示速度にはそれほどの差を体感することはあまりない気もしますが、ちょい使いな用途向きですね。
HD+液晶ディスプレイは明るめなのかなといった感じで、画質の粗さもなれると気にならなくなったので、ここは個人差があるかと思います。粗さが気になり視認性が低く操作しづらいなどは、ほとんどないかと思います。しかし、文章作成ともなると日本語IMEのバグ?などもあってストレスが大きく、ここは無調整の出来合い感を強く感じます。基本動作以外のことをするとなんか出てくることがある印象ではありますね。
ほとんどテザリング用端末として、たまに軽いゲームをするぐらいでしたので少し頼りなさもありますがサブ端末的に使っていく予定です。音声通話の品質やカメラ性能については、使えばわかる程度に思っています。こだわりを少しでも持っているということであればミドルレンジ以上の機種にしないと不満がでやすいクラスなので、どちらかというと中級者以上向きのものではないかと思っています。