Fire HD 7タブレット 8GB、ブラック
Fire HD は、前機種とは異なり、CPUもクアッドコアになり、200万画素ながらカメラを搭載したモデルになりました。多少、スペックは異なりますが筆者が使用している前モデルKindle Fire HD 7からAmazonタブレットの使用環境などを考えてみたいと思います。
Fire HD 7を考えているユーザさんは、まずAmazonでの電子書籍の利用を念頭におかれていると思いますが、ホーム画面からして電子書籍を取り扱いやすいようにスライダー式になっています。電子書籍の表紙を左右にスライドさせて探すことができるようになっています。OSは、Android OSをベースにしたFire OS 4になります。Amazon独自のものですが、ここ最近はバッテリー管理にも優れたものになって、以前のものより使いやすくなってきました。しかし、Android OSとは別物になりますので、Playストアは利用できません。Amazonアプリを使うことになりますが、残念ながら種類はそれほどでもないので、多くを望むことができません。
ブラウザは、標準のSilkがありますが、Kindle Fire HD 7 では、はじめ不安定で使い物にならないものでしたが、OSのアップデートを重ねてきて、なんとか使えるレベルになってきました。YouTubeの動画再生もできますので、別途動画再生アプリをインストールする必要はありません。
Fire HD 7は、ROM 8GBと少ないのではと不安になる容量ですが、Amazonコンテンツは無制限(無料)で保存され、Amazonクラウドストレージも5GB無料で利用でき、Fire HD 7で撮影した写真は無制限で保存してくれます。とはいっても、ユーザが使える容量は、4.5GBぐらい(ROM上)なので使い方に制約もでてくるかもしれませんね。筆者は、それで16GBを選択した経緯があります。
ほか筆者が気に入っているところは、スピーカーがデュアルタイプでステレオ再生ができて、タブレットとしては、良い音質はだと思いました。BGMとして、小さめな音量で音楽を流すことができます。しかし、小型スピーカーですからヘッドフォンやBluetoothスピーカーなどで迫力不足を補う必要もでてきます。また、AmazonアプリにWi-Fi SDカードリーダーとして使える加賀電子のMeoBankSD+の専用アプリがあって、Wi-Fi経由でデータのやりとりができますから、いざという時の為のバックアップなどができます。これがKindle Fire HD 7 を使い始めた大きな理由のひとつになっています。
Fire OSに対応したWi-Fi SDカードリーダーはいろいろAmazonにもでてきました。上記商品画像をクリックすると、関連商品の表示もありますので、興味がある方はご参考になるかと思います。
さて、いづれにせよAndloidタブレットほどアプリの種類が豊富にはないので、いろいろな使い方はできませんが、電子書籍を読むことに特化したところがあるので、そういう面では逆に使いやすいと言えます。とにかくディスプレイの良さはなかなかですので、それを生かした使い方ができるところに同じ価格帯のタブレットでは真似できない部分がありますね。