ZenFone5のあとに発売されたインテルAtom搭載のZenFone2は、64bit対応のハイスペックでディスプレイも5.5インチになって、確かにスペック面は魅力的なんですが、大きめサイズのスマホは使わない筆者にとってはスルーする対象でしかなかったわけですが、その仕様を知ってしまうと、ZenFone2 Laserは、SoCもQualcomm Snapdragon 410 MSM8916で、前機種のZenFone5のSnapdragon 400からの410なので、そこはあまりインパクトもなく、狭額縁デザインであるとか、カメラ性能が1300万画素になって良さそうだとか、バッテリーが電池パック式で2,400mAhと強化されたなど、マイナーチェンジ的な存在であることは否めないところです。
ただ、前機種ZenFone5がASUSが国内投入した初のSIMフリースマホだということを考えると、目立たないもののそれなりの存在価値が見出せると思います。対応周波数帯も増えているようですし、OSもAndroid 5.0 Lollipopなので、Android 4.4からシステムアップデートするよりかはいいのではないかと現状のネット情報からそう思えてくるところだと思えます。
今回のZenFone2 Laserも、RAM 2GBですし、格安SIM専用のROM 8GB版はみかけないので、気を使うところもないかと思います。
デザイン面では、たくさん言うところがあるのですが、ユーザさんの気分を考えるとブログで言うほどのことでもないのでスルーしたいところですが、ZenFone5よりかは、ロゴの大きさとか配置は改善されたと思います。ただ、前面下のスピン仕上げは早くやめたほうがのではないかと筆者は思っています。
マイナーチェンジ版となれば目に見えないアンテナ部分ですとか通信機能の改善策は取られているはずなので、そういうところはPCメーカーであるASUSなら、しっかりやってくれているはずだと期待するところですね。一般には知られていませんが、ASUSのPCパーツというのは、グレードが高いという評価のようで、国内外のPCの中身がASUSだったりするわけです。筆者は、数年前に自作PCをかじっていましたので、そういうことを知っているわけです。PCの販売台数が伸び悩みをみせて、スマホを造るというのには、いろいろ考えるところがありますが時代の流れなんでしょうね。そういう情報もあって、スマホをデバイスとして考えると自然とPCメーカーのものを選ぶようになっていると言えます。一応、サウンド(音質)もある程度、ASUS製なら担保ができていると思います。
スマートフォンは、無線電話機なのでマイクやスピーカーが聞き取りやすく、安定した通話ができれば合格というところがりますので、はやく技術的なノウハウを構築していただきたいと思っております。