2015年8月25日火曜日

格安SIM(NifMo)の速度制限の条件が細かく設定されている

 格安SIMは、データ通信の月額料金が安く済みますが、使用したデータ容量によって速度制限対照になり、場合によってはほとんど通信できない状況になります。速度制限の条件は、格安SIM各社で設定されているものが異なります。格安SIM選びで、その料金とこの制限条件内容が重要になってきます。
 今月、格安SIM NifMoの制限対象条件を知ることができたので、プランごとにみてきましょう。直近3日間の使用データ量がプランごとに設定された基準値を超えた場合に、速度制限を受けることになります。基準値は、3GBプランで650MB以上、5GBプランで1,100MB以上、10GBプランで2,200MB以上になります。制限を受けると上り下り最大200Kbpsのデータ通信速度になり、先の基準値を下まわった場合に速度制限が解除されます。

 NifMoの制限される対象の条件をみてみましたが、他社ではプランによって高速データ通信分には制限がなかったりします。考え方にもよりますが、格安SIMは、キャリア(NTTドコモなど)から小さい単位で回線を借り受けて運用しているので、利用者が集中すると、すぐに混雑するという弱点があります。制限があることで、混雑を回避する対策になるという側面があります。
 この制限がないのがOCNモバイルONEで、格安SIMのなかでは最も制限がゆるいと思われます。肝心なところは、低速時(200Kbps)での制限があるかないかというとことです。直近3日間366MB以上というのが、一般的な制限条件です。低速時から速度制限を受けた場合、かなりきつい制限になることが考えられますので、こういった条件にならない格安SIMを選ぶ必要があります。