2015年10月24日土曜日

携帯キャリアのスマホ月額利用料金は、7,000円前後にもなる

 携帯キャリアの通信利用料金を比較している表を先日見たのですが、6,500円以上からだったので、格安SIMを使っている筆者からは高額料金に思えてしました。政府も、家計に占める通信費の比率を下げようと有識者会合をしたりしています。
 ここ数年で、すっかりスマホが当たり前になってきて、SNS系アプリを利用を中心に無料通話サービスが使えるなどの利用に人気があるようです。データ通信のみなら格安SIMを利用するとして、月額1,000円前後で利用できるので、この料金の差はどうして生まれてくるのかを紐解かないと、家計に占める通信費を下げるということも広まらないと思えます。
 筆者は、合理的なことが好きなので、格安SIMで品質を確保できて通信コストも圧縮ができそうなら、まずは格安SIMを使ってみて試すタイプなのですが、感覚としては「乗り換える」というと一気に変えてしまうという考えに縛られ不安になって、格安SIMを試すまでしないというユーザも多いのではないかと思います。そもそも、スマホが1台で、SIMカードを入れ替えて使うとか、設定をし直すとか初めてとなると気が引けますし、SIMカードにしてもサイズが指に乗るぐらいの大きさですから、しっかり管理しないと失くしてしまうこともあるでしょう。筆者も、microSIMサイズのものを入れ替え時に、不意に吹っ飛ばしてしまい、失くしてしまいそうになったことがありました。
 家計のこととか実際にSIMカードの取り扱いや設定、格安SIMへの不安などをあわせて考えると、格安SIMの利用者は限定的になるのかなっと思います。そもそも、ユーザは携帯キャリアに任せきりのところがあって、ショップでもどことなく、お任せします的な態度のユーザが多い気がします。しかも、スマホなどの端末代金の割引制度などで、別途支払うことも少なくそのまま毎月のクレジット決済へと流れていくといった感じです。
 通信費を節約するのに、こんなに骨が折れるというのも摩訶不思議なことだとは思います。格安SIMが安心して使えるものということが、実際の各社の通信サービス内容やスマホの操作など、知らなければならいことがいろいろあるので、こういうことに関心がないと通信費を下げるのもままならないということなんだろうと思います。