2015年10月24日土曜日

スマートフォンの防水・防じん対応は、なぜ普段使いに必要なのか?

 キャリアの日本メーカー製スマートフォン(以下スマホ)の、国内仕様ともいえる「防水・防じん対応」についてなんですが、目に見ないチリなどを多く発生させているのは、実は動く人(ヒト)からのものが多いのです。スマホは、カメラ部分を見ればわかるように精密機械ですので、粉じんなどは天敵とも言える存在ですから、ヒトが使うスマホは防じん対応である方が、精密機械であるスマホにはいいわけです。また、高温多湿の地域では、防水対応である必要があります。
手やポケットから滑り落ちることをユーザは誰でも経験しているだろうiPhone4s
また、防水・防じん対応していないiPoneは水没に弱く、その滑りやすいボディー仕上げにより被害にあったユーザがどれだけいたか数知れないと思われますが、これは画像などの大切なデータを守るという点でも、最近のトレンドでもあるMIL規格準拠のタフネス仕様のスマホというのもユーザにとっては重要な仕様なわけです。ただし、ハイスペック機になりますと、動作に伴う発熱があり、熱を逃がす排熱を考えた造りにしないといけないので、そういう点で密閉度が高い防水・防じん対応というのは逆効果になりますが、そこはメーカー側が考えることでもありますので、ユーザとしては利用する前にトラブルを招くほどの問題がないことを確認するぐらいでいいと思います。