2015年10月23日金曜日

なぜ、SIMフリースマホASUS ZenFone2 Laserを導入した後の、au URBANO L01 導入なのか

  11月19日に、mineoからマルチキャリア(docomoとau VoLTE)対応SIMフリースマホ arrows M02が発売される。その情報を知ったうえでのau端末 URBANO L01を白ロム(キャリアによる通信規制があった場合、無期限保証してくれる中古販売店での購入)ですが導入しました。OSは、Android 4.2で、サポートは終了しているOSバージョンです。

 筆者は、mineoのAプラン(au プラン)の格安SIMを利用していますが、ここ数ヶ月は、docomo網の格安SIMを主に使っているので、月額料金を700円(500MB/月)にしてキープしている状態でした。

フィット感がないシリコンケースを付けたau URBANO L01
URBANO L01のSoCはデュアルコアですが、RAM 2GBでデータ端末としてはストレスなく動作してくれるものだと思います。バッテリー容量も、2700mAhですので、かなり余裕があり、電池パック式で、いまでも家電量販店で電池パックを求めることができます。
 この URBANO L01 の後継機は、L02、L03、V01、V02と4機種もでています。たぶん、人気シリーズではないかと思います。今回のURBANO L01の導入は、お試し的な意味合いが強いですね。au では、VoLTE対応のスマホの機種が増えていて、それですとmineo auプランのSIMでは使用できません。(11月19日にau VoLTE対応の格安SIMがmineoから発売予定)URBANOシリーズでいうと、V01とV02になると思います。こういった状況の中、気になっていたASUS ZenFone2 Laserを導入したのですが、すでにキャリアのスマホを使ったことがある筆者にとって、ZenFone2 Laserは、音声通話もできる5インチ液晶のタブレットにしか思えない仕上がりで、これを普段使いのスマホにする自分にはできないという結果になり、もともと格安SIMでは、テザリングのできないドコモのスマホは筆者の使い方ですと、必要ないものなので、au 端末から選ぶことにしたわけです。EASYモバイルSuicaもFeliCa搭載なので使えますし、白ロムというのはありますが選ぼうとすればXperia Z3もあります。筆者の考えでは、白ロムに使う予算枠は頑張っても1万円ぐらいですね。そうなると、デザインにも優れたURBANOシリーズになるわけですが、この機種はSIMサイズがnanoSIMサイズで、筆者の使っていたmicroSIMサイズのものでは使えない機種でした。今回のキャンペーンで、やっとnanoSIMサイズに手数料無料で変更することができて、このURBANO L01が使えるようになったということになります。筆者は、「試験的な」運用をしていますので、いままでauプランで使っていたau端末AQUOS PHONE SERIE SHL21も白ロムですから、au端末の予備機がないことにはメインで使う気になれないのと、予備機が用意できなければ「解約」も視野に入れていました。月額料金が700円に変更できかなかったら「解約」していたかもしれません。そういった状況で、手数料をかけてまでSIMサイズを変更する必要はなかったわけです。まさにキャンペーンあってのURBANO L01の導入ということになります。
 mineoから11月19日発売されるマルチキャリア対応のSIMフリースマホarrows M02(富士通)ですが、日本メーカーのSIMフリー第2世代がほかにも来春まで発表されると思いますので、そちらを見ながら検討するといった様子見をすることにしました。スペックなどをみると、SoCはクアルコム製のクアッドコア1.2GHzで、RAM 2GBですし、おサイフケータイや防水・防じん対応に加えて、MIL規格準拠のタフネススマホで使う場所を選ばないもので、価格もNifMoでは、33,334円ですから他でも、この価格に近いものだと思います。これだけでも、かなり魅力で、格安SIMからスマホデビューするユーザにとって、まさに朗報なわけですが各日本メーカーが出揃ってからでも遅くはないような気がします。やっと、一般ユーザでも新品のスマホを気軽に求める環境が整いつつあると思えます。
 arrows M02のスペックをみて、正直にいうと価格の近いZenFone2 Laserの導入は早まったと思いました。ここまで、富士通がユーザのニーズそったスマホを開発していたとは不意をつかれたと言っていいかもしれません。このスマホがMIL規格準拠のタフネスモデルというのは、もっと宣伝していいところだと思います。どこでも、使えるというのはユーザにとって、大きなメリットがあって、データ保護という点でもデータ端末として優位性があることを意味します。使っていてユーザにストレスを与えない機種だと言えるでしょう。一般的にいって、防水・防じん対応でない格安スマホを普段使いすることは、ユーザにとってストレスを与え、データ保護という点でもデメリットが大きいと言えます。話がそれましたが、それだけ筆者にとって、タフネス仕様のarrows M02の発表はショックなニュースだったと受けとめていただきたいと思います。
 さて、格安SIMについては、ユーザが増加傾向にあって、これは格安SIM会社のシステムを考えると、既存ユーザにとっては、データ通信速度が遅くなるのではないかという不安材料になります。docomo回線の格安SIMですと、iPhoneに対応(テザリングを含む)していますので、国内では依然iPhoneユーザが多いですから格安SIMでの利用がiPhoneユーザに広まる可能性があること、arrows M02などの日本メーカーのSIMフリースマホ第2世代がヒットすれば、さらに増加することが考えられます。データ通信に速度を求めないユーザにとっては気にならないところですが、データ通信に速度を求めるとなると増加傾向の強いdocomo回線より、安定しているであろうau 回線の方がいいのではないかと誰でも考えるところなのですが、筆者もそれでして、docomo回線で使える日本メーカーのSIMフリー端末も出揃ってからの様子見の方がいいかと思います。また、Android OS   バージョンの面でも、すでにAndroid 6.0に入っていますから慎重な判断が求められている局面であるとも言えます。
 こうした個人的な事情を含めての結果、いまはコストをおさえて次に備えた方がいいということで、au URBANO L01を選択したわけです。これは、音声通話対応SIMの利用を前提としたもので、通話メインの普段使いができて、データ端末としてもストレスが少ないものをということで筆者の条件にあったのが、いまの時点でURBANO L01だと思えたわけで、ほとんどmineoのキャンペーンだとかタイミングによるものだと思います。nanoSIMサイズで契約していれば、半年前ぐらいにURBANO L01を使っていたと思いますね。これで、au 端末が2台になり、予備ができたことにより白ロムでも使える環境になったと言えます。筆者の場合、実はdocomo回線の格安SIMもSIMフリーのZenFone2 Laserで使える環境なので必要ないだろうと思われがちですが、試験運用を終えたら格安SIMを絞り込む予定でいますので、その下準備ができたということにもなります。