2015年10月27日火曜日

ここ1年でサービス内容が変わった格安SIM

 メディアに取り上げられて話題になった「格安SIM」ですが、実際にユーザが増加して、サービス内容も2015年9月までに、3GB/月で月額900円前後になっています。

OCN モバイル ONE 【データ通信専用】 マイクロSIM

 シェアNo.1のOCNモバイルONEです。IPSとして知名度のあるOCNで、しかもNTTグループ企業ということで、信頼度からして違います。これは、格安SIMでのリーディングカンパニーがOCNではないかと思われるところがありますね。筆者が、OCNモバイルONEに申し込んだのは、データ通信のみのカードがLTEのみだけでなく、3G端末にも対応したからです。それが、2013年の終わり頃だったと思います。もっと後だったかな。それから、データ通信容量が増加していき現在になっています。
 2014年ごろと言えば、まだまだ情報も少なくて、マスコミも格安SIMは際物扱いだったような気がします。筆者は、キャリアでスマホを使っていたわけではないので、端末を用意するのが大変でした。キャリアで、実機を手にしながら選べるという環境ではないので、スマホの情報を収集するところから、格安SIMにあってそうなものを選び出さないといけないということで、まず初心者には無理と思えるほどのことだと思いました。
 結局、テザリングが目的だったので、スマホも3G端末から選んで、もしテザリングが出来なかったら、すぐやめるつもりでした。格安SIMも、その頃はOCNモバイルONEが仕様をどんどん使えるものにしていた時期で安心感がありました。格安SIMの仕組みを考えると、異業種新規参入組みは避けておいてた方がいいと思います。健全な通信環境を運営していくというのは、公共の通信インフラという意識があって、はじめてできるところがありますから並の民間企業とかでは難しいところがありますね。そんな中から、格安SIMを選ぶ場合、少なくともISPの経験があるところから選ぶのが無難かと思われます。
 いまの格安SIMの課題は、普段使いできる日本メーカースマホの安定供給にあります。テーマとして安心して利用できる環境の整備だと言えます。最近、各社力を入れている「あんしん保証」などがありますね。