2015年10月23日金曜日

格安SIMって大丈夫なの?という素朴な疑問

 データ通信が安い(キャリアと比べて)ということで話題になる格安SIMですが、いざ使ってみようとなると、いろいろわからないことが出てきて先送りされているユーザも多いと思います。筆者は、もともとはデータ通信のみの利用を想定していたのですが、音声通話ができるようになったりサービス内容が拡充しているので、お世話になろうかなっと思っているところです。
 格安SIMというのは、もともと通信設備のない企業が、通信設備のある通信会社から、通信サービスを一部借り受けて、自社サービスとして提供しているもので、電波そのものはキャリアと変わり割りませんが、規模というかキャパシティが比較的小さいので、利用者が多いとデータ通信が遅くなりやすいという欠点があります。また、データ量を規定以上使用すると通信規制を受ける場合があります。
 筆者が考えるに、キャリアから借り受ける際に、ある単位でいくらといった条件で借りるので、ある程度の規模があって、キャパシティが大きくないと快適な通信環境が確保できませんから、格安SIMのシェアがあるところから検討することをおススメします。データ量により、通信規制をすでに撤廃しているシェアNo.1のOCNモバイルONEが格安SIM初心者には、向いているのではないかと考えています。

 OCNモバイルONEですと、月額900円からデータ通信が利用できます。これよりも通信費をおさえたいということでなければ、直近3日間でのデータ使用量で通信規制がないOCNモバイルONEは、気を使わないで利用できるのでストレスがないですね。ただ、月額900円ですと、日次コースになるので、毎日110MBが付与されることになり、未使用分は翌日分まで使えます。毎日、一定量のデータ通信をおこなうユーザ向きです。いわゆるライトユーザ仕様だと言えますね。

 筆者は、マルチキャリア対応のmineoユーザなんですが、はじめau網の格安SIM、次にドコモ網の格安SIMも利用しています。データ通信の速度は筆者の活動エリアでは、比較的auの方が速いので、月額700円(500MB/月)にして、あまり利用していませんが、回線契約はキープしています。
 mineoでは、ユーザとの交流を重視していて、ユーザの声が届きやすいという環境を持っています。mineoのau網格安SIMは、データ通信速度が速いという評判になっていて、速度についてmineoも大切なポイントとして意識しているようで、ドコモ網も速い感じですね。筆者の考えでは、mineoはもともと独立系プロバイダなので、独自のサーバーシステムで運用しているのではないかと思える点がありますね。Playストアのインストールも即開始されます。他のドコモ網格安SIMだと開始するのに数秒かかることがほとんです。ただ、直近3日間のデータ使用量が500MB以上ですと、通信規制を受けうることになりますので、やはりライトユーザ向きの通信サービスだと思っていいかと思います。