2015年10月16日金曜日

mineo auプランのてこ入れ策としてのau スマホの導入を考える


 mineoユーザである筆者は、去年からドコモ網の格安SIMを使っていたので、マルチキャリア対応ユーザである。このauとdocomoの格安SIMを比べた場合、docomoスマホの方が種類が豊富にあることに気づくことになる。auのLTE対応スマホの第1世代は、たまたまなのか揃えたのかわからないが、液晶サイズ4.7インチで仕様も同じようなスマホが各社からだされた。そういうスタートだったので、auスマホの機種は乏しいというイメージがついて回っている。そもそも、通信キャリアにあるものだから使っているわけで、スマホが単体で販売されていたら、まったく売れないわけである。キャリアの端末割引もなければ、その価格にげんなりしていまうわけだ。特に通話しかしないユーザにとって、スマホは過剰スペックであって、それらはユーザに有益な何かをもたらすものではない場合が多い。
 さて、mineoのauプランのユーザになって、その通信規制内容からライトな普段使いに向いていると思ったので、auスマホを2台以上確保して、ネットワーク利用制限対策をとってから準メインぐらいに使おうと思っていたのだが、2台目のau スマホで条件にあうものがなかったので、そのままになっていた。すでに、月額700円の500MB/月にしてあって利用もほとんどしていない状況になってしまっている。au網の格安SIMは、もうやめようかとも思っていた。
 そのように思ってしまったのは、docomo網の格安SIMも使っていてメインで使えるスマホはないのだけど、それなにり役立っていたので、それ以上の必要性がなかったという実情があったし、いざとなったらiPhoneを使おうと思っていたので、iOS8.0に対応できていなかったau網の格安SIMを継続する意味も薄れていた。しかし、データ通信の速度については良かったので、こちらですべてをまかせたいとも思ったが、直近3日間で、500MB以上のデータ量の使用で、速度制限を受けてしまうという、かなり厳しいもので気楽には使えないところがある。導入したau スマホのシステムアップデートが700MB以上あって、速度規制を知らずに制限を受けてしまいサポートに連絡するという失態を実際にやっている。あとは、使ってみたいauスマホがなければ、それまでの状態だったといえる。その要因に、SIMサイズがmicroSIMという古い機種でしか採用されていないものだったので、比較的新しい機種を選べないというハンデもあった。それは、今年あった既存ユーザへのキャンペーンで無料でnanoSIMサイズに変更ができた。これで、nanoSIMサイズを採用している機種も使えるようになった。
 mineoに限らず、格安SIMというのは今後の見通しがなかなか見えてこないところがあって、ある意味緊張感を持っているユーザも多いのではないだろうか。特にスマホに詳しくないと、次の機種変とかどうすればいいのか全然見当がつかないところがある。そうした中で、いま使える機種を選ぶというのも、あまり気乗りしない話ではあるが、au 4G LTEも捨てがたいところなのだ。
 10月6日に発表された富士通のSIMフリーarrows M02はマルチキャリア対応で、au VoLTEにも対応しているという優れものなのだが、飛びつくほどの必要性もないのでコストをおさえて、まだmicroSIMサイズだった頃に、使えなかったnanoSIMのau スマホから選んで実際に準メインとして使ってみてから考えることにした。ちなみに、先日格安スマホといわれているものを導入してみたが自宅でデータ端末として使う分にはいいが、これをメイン機として使うことはないだろうと思ったので、格安SIMでdocomoスマホよりかは問題の少ないだろうauスマホを使ってみることにした。ガラゲーを普段使っているので、これよりも便利でなければ見切るというのが判断基準になる。逆に言えば、スマホになれないといけないということでもある。