htc Desire 626 VS Fujitsu arrows M02

　新製品のhtc Desire 626（10月17日発売）と同じく新製品のFujitsu arrows M02をほぼ同じ価格であることと、SoCなどの基本スペックが同等でありなが、味付けがまったく異なるSIMフリースマホに仕上がっているので比較してみました。

HTC Desire 626 SIMフリー スマートフォン ブルー ケースセット DESIRE-626-BL SET

　Desire 626は、auにスマホを納入しているHTCの初SIMフリースマホです。5インチHD液晶搭載で、SoC MSM8916 1.2GHz（クアッドコア）、RAM 2GB、ROM 16GB、バッテリー容量は、2,000mAhです。

マルチキャリア対応SIMフリースマホ arrows M02

arrows M02は、国内仕様ともいえる防水・防じん対応のタフネス（MIL規格準拠）モデルで、おサイフケータイ（FeliCa）搭載です。NifMoでの販売価格は、33,334円。

　スペックは、5インチ有機ELディスプレイ搭載で、SoC MSM8916 1.2GHz（クアッドコア）、RAM 2GB、ROM 16GBで、バッテリー容量は2,330mAhです。
　Desire 626とarrows M02は、SoCとメモリは同じスペックです。Desire 626は、ステレオスピーカー（前面かどうかは確認できず）で、カメラは1300万画素とデザインもあわせて、楽しめる仕様になっていて、microSDスロットも200GBまで対応しています。急速充電対応で、NFC搭載です。
　一方、arrows M02はマルチキャリア対応格安SIM mineo用でもあって、マルチキャリア（au、docomo）対応で、au VoLTE（mineoから対応SIM発売予定）にも対応しています。普段使いのメインのスマホとして、防水・防じん対応はもちろんMIL規格準拠したタフネスモデルですから、使う場所を選びません。しかも、おサイフケータイ（FeilCa）を搭載しています。電池もちも3日間をアピールしています。カメラは、約810万画素です。
　基本性能以外では、まったく違う方向性のSIMフリースマホをみてきましたが、格安SIMへの音声通話を含めた乗り換えニーズは意外にあって、普段使いできるarrows M02が当分話題になるかと思えます。Desire 626のようなエンタメ向きに振ったSIMフリースマホは、もう少しスペックをあげたものに人気がありますね。ステレオスピーカーの音質が良ければ、タブレット的な使い方もできるかと思います。